長野工場の廃車蒸機群
  家族旅行などで長野駅を通る度に、駅の裏側(現在の新幹線口)にある煉瓦造りの長野工場とそこに居並ぶたくさんの廃車された蒸気機関車群が気になっていました。一度だけ跨線橋の上から何枚かの写真を撮ったことがありましたが、ある年、乗換え時間に跨線橋を渡って工場まで行ってみたことがあり、それがネガにも残っていました。
そこが丁度蒸気機関車の解体をする部署だったのかはわかりませんが、その時は既に工場も廃屋のようになっていてたくさんの廃車された蒸気機関車が解体を待つために留置されていました。
どうやって中に入れてもらったのかももう覚えていませんが、この工場の中の異様な静けさがたまらずに、すぐに出てきたように記憶しています。何ともいえない風景です。

C11,C58と続く廃車蒸機群。当時の配置表によればC11156は奈良機関区の廃車機 1970.7.17 長野






29657は稲沢一区の廃車機。広大な稲沢操車場の入換機だ。 1970.7.17 長野






C11221は名古屋機関区の廃車機。所狭しと廃車蒸機が並んでいる。  1970.7.17 長野






C12242も稲沢一区の廃車機。工場専用の跨線橋もレトロなトラスだ。 1970.7.17 長野






C5874は二俣線を走った沼津区のカマではないだろうか 1970.7.17 長野






スエ3026とエ589 1970.7.17 長野






新津にいた馴染みのあるC57172 1968.8.15 長野






前方には86とC57、隣のC12の奥には暖房車が見える 1968.8.15 長野






煉瓦造りの工場は今残っていれば保存運動がおきそうな立派な建物だった。   1968.8.15 長野






長野工場は広くて走り出した列車の車窓からしばらく見ることができた   1968.8.15 長野






「あさま」のクハ181と工場内入替え機のC12煙突の後方に鐘が付く   1968.8.15 長野






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