新潟近郊の旧型電機 EF15,16とEF58 +EF65(おまけ)+EF57(東北本線)
  私がカメラを持ち始めた昭和42(1967)年ころは新潟〜上野の電化は完成しており、電機機関車は旅客用EF58、貨物用EF15というのが定番になっていましたが、中学生の小遣でやっと購入する貴重なフィルムを使って撮影するのは、当然のことですが余命いくばくもないSLが主体で、とても電機機関車まで手が回りません・・というより撮影対象として意識していなかったと思います。しかし、EF15,16 EF58の旧型電機の魅力は心のどこかで感じていたのでしょう。新津機関区の機待線にはいつもたくさんの旧型電機が留置されており、通りがかりに車窓から撮影した写真なども残っているので、ここにまとめておくことにしました。見苦しいのはどうかご容赦下さい。
信越本線の長岡〜直江津間電化が昭和44(1969)年秋に完成し、その後10年間以上も鯨波〜米山の美しい海岸線を旧型電機が快走することになるのですが、私は旧型電機が一番華やかだったその期間に鉄道から離れていたことが、今になって悔やまれてならないことのひとつです。


EF5867[高二] 1967.3.21 新潟   当時の新潟駅裏の広さがよくわかります。可動式スノープロウの時代です。






EF1631[岡二] 1967.3.21 新潟   EF16の岡二は当時の長岡第二機関区。後ろに続くオヌ331の給水のためスポート横に停車






EF58173[高二] 1967.3.21 新潟   単機回送の発車待ち 






EF15132[岡二] 228レ 1967.10.8 新潟  228レは磐越西線経由の郡山行。暖房車オヌ33を連結した客レも多かった






EF58110[高二] 1967.10.8 新潟  急行「佐渡」の165系はサロとサハシ以外は非冷房です。






EF1611[岡二] 1967.10.10  新潟操車場  米福の名残のあるEF16は長岡第二機関区の配置






EF15123[高二] DD13334[東新] 1967.10.10  新潟操車場  






EF1612[長岡] 1968.8.15  新津  これも米福の名残のあるEF16。線路脇の「はざ木並木」に時代を感じます。






EF1612[長岡] 1969.4.29  新津  長岡時代のEF1611,12は補助警笛が屋根上に残っていました。






EF153[長岡] 1969.6.4  新津  労働闘争の影響が機関車にも表れていた時代です。(中学校の修学旅行の車窓より)





EF1628[水] 1969..6.4  石打  変形四つ窓の保存機 28号機でした。  






EF1562[宇] 1969..6.5  黒磯-東那須野  修学旅行の昼食をとったドライブインの裏で偶然撮影できた写真です。  






15

EF5715[宇]  東北本線124レ  1969..6.5  黒磯-東那須野  短い休憩時間に幸運にもEF57が走ってきました。  






EF151[長岡] 1969.8.10  新津  






EF58106[長岡]  信越本線230レ 1969.8.14 新津   





EF15156[長岡] 1969.8.14  新津  






EF158[長岡] 1969.8.14  新津  警笛がまだ運転席側に戻っていません。(EF153も同じ)






D51417[会] EF1631[長岡] 1969.9.15 新津  EF16の向こうはDD51[東新] EF65[新]  






EF58107[長岡] 39697[新]  1970.12.20 新津   






EF65517[新]   1969.8.14 新津  何故かこの時代に新鶴見のEF65-500Fが顔を出していました。






EF65523[新] C57166[新]  1969.9.14 新津  






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