糸魚川駅 1968 1968.8.15 
  北陸本線の糸魚川は、大きな機関庫のある金沢鉄道管理局の拠点で、大糸線の分岐駅でもありました。山好きの父が北アルプス登山へ出かけた折、乗り換時間に3線の重厚なレンガ造りの機関庫の写真を撮ってきてくれたのが始まりでした。以来、いつかは撮影に行きたいと思っていましたが、1968年の夏に家族旅行で北アルプス登山へ行くことなり、初めて機関庫を見ることができました。
北陸本線は既に糸魚川までの交流電化が完成していたので、構内には架線が張られていましたが、大糸線のホームの端からは間近に機関庫を見ることができる絶好のロケーションです。乗り換えの時間は1時間前後だったと思いますが、この間に大糸線のC56、入換用のC12、北陸本線用の重装備のD51をじっくりと見ることができました。しかし、この時のカメラも近所のDPE店で借用した年代物の2眼レフ。丁度機関庫方面が逆光なこともあり、鮮明な写真とは程遠い出来栄えです。
大糸線の列車はキハ52の3連くらい、北陸本線はほとんどの列車が真紅の交流電機の牽引する客車列車だったと思います。この時は幸運にも駅の中線にED70+EF70の回送が待機しており、模型店のウィンドウに並ぶカツミの模型でしか見たことのない交流電機を初めて目の前で見ることができました。レンガ機関庫は北陸新幹線の建設のために取り壊される予定で、地元の方を中心として保存活動をされていると聞きますが、この美しく歴史的な建造物の保存を是非実現してほしいと願ってやみません。

大糸線のホームより望む赤レンガ機関庫。右奥にターンテーブルと給水給炭設備がある 1968.8.15






鷹取式終煙装置と重油タンクの付いた北陸線装備のD51775[糸] 1968.8.15






4面に美しい型式入りプレートを付けたC56125[糸] 1968.8.15






EF7012[敦二] 1968.8.15  糸魚川  北陸本線の貨物列車をD51からバトンタッチされるEF70の一次型






EF7036[敦二] 1968.8.15  糸魚川  前照灯燈がシールドビーム2燈になったEF70の二次型






ED7011[敦二] 1968.8.15  糸魚川  交流電機のパイオニアED70






1番線にEF70の上り列車が進入する。子供達の服装が夏休みそのものだ。 1968.8.15 






当時は気動車にはほとんど興味がなかったが、何気なく撮ったキハ52のトップナンバー 1968.8.15 






現在の赤レンガ機関庫とキハ52115 40年近い時間の流れはほとんど感じない 2009.5.5






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