新潟操車場と東新潟機関区 1967.10.10 1968.9.15 1968.12.18
  新潟を発車した信越本線の列車が上沼垂信号所を通過して白新線へ分岐すると、日本海縦貫貨物列車の大ターミナル新潟操車場がありました。当時はヤードの東側に一応旅客扱いもするというような乗降ホームがあり、「新潟操車場前」という駅名になっていました。この巨大な操車場に付帯するように、ヤードの西側に大きな研修庫を建設して東新潟機関区を設けたのが1964年です。それまで新潟駅にあった新潟機関区を廃止し、新潟地区の新しい機関車のターミナルとして設置した機関区だったようです。また、新潟操車場は広大なためか、機関区と離れた新潟寄りにターンテーブルや駐機施設が設けられていました。
1967年当時は、東新潟機関区には多彩なディーゼル機関車が配置されていました。糸魚川〜酒田の日本海縦貫の旅客列車用のDD51、入換用のDD13やDE10,冬季除雪用のDD15、DD21、DD53などの多彩な顔ぶれに加え、越後線の貨物列車用のC56が5輌。また、信越本線の貨物列車を牽いてくるEF15,16 羽越線の貨物列車を牽引するD51なども出入りするので、大変活気のある機関区でした。

左端に見終えるのが新潟操車場前駅のホームです。駅を出て新発田方向に向かうと今もある大きな跨線橋に続きます。跨線橋から望む大ヤードは2軸の黒貨車であふれていました。 

D511100[坂] 羽越本線貨物列車 新潟操車場  1967.10.10 






東新潟機関区の研修庫  1967.10.10  






現在の新幹線車輌基地は一面の水田でした。  1967.10.10  






最新鋭機DD532[東新]のロータリーヘッド  1967.10.10  






ラッセルヘッドを装備したまま入換作業を行うDD211[東新]  1967.10.10  






新潟寄りの機待線で休むD511046[新]  1967.10.10  






EF15123[高二] DD13334[東新]  1967.10.10  






貨物列車の先頭に立つDD533[東新] 1967.10.10  






近代的な研修庫の中のC5693[東新] 1968.9.15  






C56141[東新] C56145[東新] 1968.9.15  






新しく配属となったDD51-500番台 DD51512[東新] 1968.12.18  






新しく配属となった最新鋭機 D1044[東新] 1968.12.18  






ボンネットを開けて点検整備中の DD5123[東新] 1968.12.18  






D51101[酒] 1968.12.18  






D51767[酒] 1968.12.18  






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